上手に水草を育てるコツを知ろう!【光量編】

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水草水槽をやっているとさまざまな悩みやトラブルが立ちはだかりませんか。せっかく始めたのに、悩みやトラブル解決ができないと心が折れてしまいますよね…。本記事は、「光量」にクローズアップして解説をしていきます。ぜひ一緒に「元気に水草が育つ水槽」を目指しましょう!

水草が元気に育つ環境って?

ズバリ「バランス」です。

・光量
・栄養分
・二酸化炭素
・水温
・適した水質

この条件がバランスよく整うと水草は綺麗に元気よく育ってくれます。逆に、このうちのどれか1つでも大きく乱れると水槽は調子を崩してしまうことになるのです。今回は「光量」をチェックしていきましょう。

適切な光の強さを心がける

光量にも「光の強さ」と「照射時間」の2種類があります。
ただ、適切な光の強さは水草の種類によって異なります。強すぎると葉焼けを起こしてしまい、弱すぎると草の本来の色味が出なかったりします。光の照射時間も少なすぎると水草がうまく育ちません。多すぎるとやっかいな藻類が大量発生する原因にもなります。光の強さと量は「適切」がとても重要なのです。

照射時間の目安は8~10時間といわれています。

光量不足光量過多
育たない葉焼けを起こす
葉が小さくなる育ちすぎてレイアウトバランスが取りづらくなる
密度が薄くなる藻類の大量発生の原因となる
葉色が悪くなるコケやシダの成長不良の原因となる
光量による弊害

藻類が繁殖している時は点灯時間を短くして調整!

ライトを点灯させる時間は決まった時間帯に

ライトは「毎日決まった時間に点灯させること」が重要です。
水草にも人間と同じように体内時計のようなものがあり、毎日決まった間隔で点灯させないと調子良く育たなくなってしまいます。

照射時間はタイマーでの管理がオススメ

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ライトを点灯すれば必ず発生するコケ 

アクアリウムの宿敵であるコケは、ライトを点灯すれば必ず生えてきます。少なければコケ取り生体を導入してコケを食べてもらいましょう。大増殖してしまうようであれば、照射時間を短くして様子を見てみましょう。

有名なコケ取り生体

有名コケ取り生体ヤマトヌマエビ
硬い葉の上のコケを食べてくれるオトシンクルス
石や壁のコケ取りに絶大な威力を発揮するフネアマガイ
除去しづらい黒ひげゴケを食べてくれるサイアミーズフライングフォックス

まとめ

今回は水草水槽を元気に維持するために、重要な要素の一つ「光」についてお伝えしました。
ポイントをおさらいすると、次の通りとなります。

適切な光の強さを心がける
毎日決まった時間に点灯させること
・照射時間の目安は8~10時間
・ライトを点灯すれば必ずコケは発生する 

最後までご覧いただきありがとうございました。

投稿者
T

1997年10月8日生まれ。愛知県出身。アクアリウムは初心者で、ビギナーの心に寄り添った記事を目指しています。自宅でフトアゴヒゲトカゲを飼育(8歳)趣味のオートバイはかれこれ6年目に突入。

ティーよりコーヒーが好き。

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