アクアリウム用品を処分する時は

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皆さんこんにちは、Tです。アクアリウムにハマっていくあまり、気づいたら水槽が過剰在庫状態になっているなんて方はいらっしゃいませんか?「多すぎて部屋の面積を圧迫している!どうにかしたい!」という声にお応えして水槽の処分方法をご紹介します。

まずは水槽の中身を処分しよう

「このレイアウト水槽、そろそろ畳もうかな」

理由は人それぞれですが、こう考えるのもアクアリストの性ですよね。レイアウトをしている水槽の場合、真っ先に行うべきことが「レイアウト用品の処分」です。物によって処分方法が違いますのでご紹介していきます。

用品類

基本的に不燃ごみでOKです。ガラス水槽やCO2カウンターなどは「ガラス」に、木製の水槽台などを解体すれば「木くず」に該当する可能性があります。ただ、自治体によって区分が違う場合があるのでお住いの地区のホームぺージなどを事前に確認しておきましょう。解体などの作業をする際は、必ず手袋や防護ゴーグルなどを着用し、ケガをしないように注意しましょう。

レイアウト素材

基本的には燃えるゴミでOKですが、それではもったいない!以下のような活用法があります。

ソイル・化粧砂

・ネットに入れて底上げ素材として再利用
・観葉植物の土として再利用
・庭や花壇にまく
・回収サービスを利用

次の水槽立ち上げの予定がある方は底上げ素材として再利用できるほか、陸上植物の育成用の土に混ぜても良いでしょう。お庭のお持ちの方は、お庭に埋めてしまうのも1つの手です。ソイルは元々栄養を含んでいる底床なので、陸生植物の育成にも有効活用もちろん、賃貸物件の敷地内や他人の私有地に捨てるなんてことは絶対にやめてくださいね!

注意

水草水槽で使用済みの底床は水草の種子が含まれている場合があります。生態系に悪影響を及ぼす可能性があるので絶対に野外にそのまま処分してはいけません。

使用済みソイルを処分する場合は以下の処理を行うと安心です。

・ハイター処理
・黒いゴミ袋に入れて直射日光の当たる日向に置いて熱処理
⇒可能なら真夏に1週間~1か月くらい行う

レイアウト石

・石材店・園芸店・ホームセンターなどに引き取ってもらう
・回収サービスを利用

自治体により許可されている場合もありますが、ほとんどの自治体で石はごみ回収の機器が故障してしまうという理由で多くの自治体で「処理困難ゴミ」と認定され、回収してもらえません。次の方法で処分することが可能です。石も土と同様に回収サービスが存在します。利用してみるのも良いかもしれませんね。

流木・植物

枝や草、葉は基本的に燃えるごみとして回収してもらえます。ただし、自治体によって回収してもらえる長さ、重さは変わる可能性があるので注意しましょう。水草やある程度大きい流木は人気が高いので、きれいにしてからオークションやフリマアプリに出品してお金に換えるのも良いですね。

注意

石や水草など、一度でも趣味で使用したものは自然物ではなくなっています。川に捨てるなどの行為は絶対にやめましょう。

生き物

生き物が入っている状態での水槽の処分はできるだけ避けたいですが、どうしてもやむを得ない場合もあります。そんなときは、仲間や知り合いに打診してみましょう。オークションに出品してみるのも良いでしょう。近所にショップがある場合は、引き取りをしてくれないか相談してみましょう。理想は生き物が命を全うした状態で水槽を処分することです。出来る限り生き物がいない状態での水槽処分に努めましょう。

注意

生き物は最後まで責任を持って飼育しましょう。いかなる理由でも野外に放棄してはいけません。

発砲スチロール

よく通販で生き物を購入されるという方、特にチャームヘビーユーザーの方はこの「発砲スチロール」の処分にお困りではないでしょうか?発砲スチロールはきれいに洗えば、物入れや単位クーラーとして再利用可能です。また、一般家庭ごみであれば自治体の指定の捨て方で処分する事ができます。

捨てるだけじゃない!いろいろな処分の方法

まだまだ動くのに捨てたくない!次の人にも使ってほしい!という方も多いでしょう。そんな方のために廃棄以外の方法もご紹介します。

リサイクルショップや業者などに売却・引き取りしてもらう

自分でお店に行って持ち込む・訪問引き取りをしてもらうの2パターンがあります。訪問してもらう場合は料金が発生する可能性が高いので、よく比較をしておきましょう。

ネットオークションやフリマアプリに出品する

昨今はさまざまなオークションやフリマサービスが普及しています。自分にあったサービスを探して利用してみましょう。「特にお金にならなくてもいいけれど、捨てるのももったいない」という方にもこの方法はピッタリですね。

欲しがっている人に譲る

知らない人譲るのには抵抗があるという方は知人や家族など、信頼のおける「欲しがっている人」に打診してみてはいかがでしょうか。同じ趣味を楽しんでいる人ならばきっといい答えが返ってきますよ。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

水槽やレイアウト素材の処分って意外に知らないことが多いですよね。筆者も記事を執筆するまで知らないことだらけでした。何かと環境が変わるこの時期、皆さんのお役に立てれば幸いです。

投稿者
T

1997年10月8日生まれ。愛知県出身。アクアリウムは初心者で、ビギナーの心に寄り添った記事を目指しています。自宅でフトアゴヒゲトカゲを飼育(8歳)趣味のオートバイはかれこれ6年目に突入。

ティーよりコーヒーが好き。

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