俺が勝手にオススメしたいアクアリウム用品<ろ材編>

飼育器具
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みなさんこんにちは、Tです。筆者の独断と偏見でオススメ商品をご紹介する「俺が勝手にオススメしたい」シリーズ。今回勝手にオススメしたいのは「ろ材」です。さまざまな種類がリリースされているろ材ですが、その中でも特に皆さんに試していただきたいろ材を中心にご紹介していきます。

アクアリウムになくてはならないものの1つ

みなさん、水槽内の水をきれいにするためには何が必要でしょうか?そう、フィルターです。しかし、本当に重要なのはフィルター中に入れる「ろ材」だったりします。このろ材にこだわることで、より多くのバクテリアを着床させて効率良く水をきれいにできるのです。

ろ材の種類と役割を復習しておこう

ろ過には「物理ろ過」「生物ろ過」「化学ろ過」の3工程があり、それぞれにおいてろ材を使用します。「ろ材」にはウールマットや活性炭、麦飯石など素材だけでなく、リング状、ボール状、ペレット状など形状も多彩です。それぞれ素材や形状によって役割が異なり、適切に配置することで効果を発揮します。

これはろ材の基本です。ろ材の中には、物理ろ材と生物ろ材の特性を併せ持ったものも存在します。ご自分の水槽条件に合ったろ材を選ぶことで、魚や水草により良い環境を与えられるのです。

オススメのろ材ご紹介

では、数あるろ材の中で筆者が勝手にオススメしたいろ材をご紹介していきます!

B-blast N918 次世代生物ろ過材 バイオゲル

新素材「バイオゲル」を使用した生物ろ過に最適な次世代ろ過材です。パッケージにも書いてある通り、硝化菌を含んだろ材になります。どんなフィルターにも使えるお手軽さで、生物ろ過能力をアップが期待できます。

ゲルのような弾力性で丈夫な特殊高分子ポリマーを使用。より多くの硝化バクテリアが着床できる特殊構造で、ろ過に必要な吸水性・親水性・通水性を全て兼ね備えています。長期使用が可能でコストパフォーマンスも優秀です。

ろ材形状は6角形の角柱型です。より表面積を大きくするためにたどり着いた形です。担当バイヤーからろ材のサンプルをいただき触ってみました。柔らかくありながらしなやかです。
「どれだけ引っ張ってもちぎれないんだよ」担当バイヤーが不敵な笑みを浮かべながらそう言うので、その言葉を信じて力ずくで引っ張った結果・・・。本当にちぎれない!こんなに柔らかいのにとても強靭。恐るべきバイオゲルです。

超多孔質な構造と吸水性・通水性に優れた特殊ゲル素材がバクテリアの定着をより速く、より多くします。全く新しい新素材のろ材、あなたも試してみませんか?

ZOOX ネクストジェネレーション バイオメディア ライト シリーズ

こちら、一見何の変哲もない四角いろ材のようで実はスゴい特徴を持っています。それは他の追随を許さない有効面積の広さです。次の画像にも書かれていますが、バイオメディアシリーズは一般的なろ材に比べて水が通り抜けられる微細な穴が多いんです。水が通る場所が多いということは、通水性を確保しながらバクテリアと汚れた水が接触する機会が多いということ。もちろん表面は多孔質素材なので、バクテリアの定着性もバッチリです。

さまざまなタイプのフィルターに使える上、スタンダードタイプは淡水・海水両用です。水草育成の水槽やビーシュリンプの育成をしている方は、pHの上昇が気になりますよね?そんな方には茶色のpH上昇抑制剤の入ったタイプがぴったり!水質の変化を心配することなく使用できます。(pH上昇抑制剤タイプは淡水専用です)

どんな水槽にでもマッチするろ材、一度お試ししてみてはいかがですか?

スタンダードタイプ
pH抑制剤タイプ

ウォーターエンジニアリング キャビティ プロ

このろ材は、河川床に生じたくぼみに水中のゴミがたまっていく現象を利用しています。少し変わった形をしていますよね?この形にはしっかりと意味があるんです。
バラのような独特な形状にすることで、適度な好気域と嫌気域を有したくぼみが生まれます。このくぼみでバクテリアや原生動物が繁殖していき、その結果、物理ろ過と生物ろ過が同時に可能になります。

パッケージによると、従来品より表面積が1.3倍、バクテリアの定着力アップでろ過能力が10倍とのこと。目詰まりしにくい構造で、安定した性能を維持できます。プラスチック製なので水質に影響を与えずとっても軽い!型崩れしにくいのもうれしいですね。

バイコム バフィー

バイコムバフィーは、空隙や空孔を利用しバクテリアを定着させます。従来の方法とは異なり磁石のように吸い付ける方法によって、今まで難しかったバクテリアの定着を可能にしました。

「磁石のようにってどういうこと?」と思った方はコチラの動画をご覧ください。

動画を見ていただければわかる通り、この吸着力が「磁石」に例えられる理由です。この吸着力の秘密は原料になっている「不溶性ピリジニウム・ポリマー素材」です。この素材は本来除菌用に開発されたされたもので菌の吸着力が高いんです。そのおかげで、ぐんぐんバクテリアを取り込んでくれるんですね。

そして、他のろ材とは少し変わった形をしていますよね。この花形のおかげで表面積が増え、より多くのバクテリアを定着させる事ができます。

実際に使用する際は設置するフィルターのサイズに合わせて裁断します。その後、水の中に入れたらバクテリア剤などをいれるだけです。

パワーハウス ベーシック

このパワーハウス、ベテランアクアリストの方なら見たことがあるのではないでしょうか?このろ材の特徴は、ろ材自体にph調整機能があること。ソフトタイプは低ph値を維持させ、ハードタイプは高ph値を維持させることができます。飼育する魚や水草の種類に応じて選べば、簡単に飼育環境に合った水質ができあがるのはうれしいですね!

もちろんろ材としての機能も十分です。ろ材の表面は多孔質になっており、バクテリアの定着性に優れ高いろ過効果を発揮します。

JCTアクア すみあられ・すみせんべい

ろ材とは少し離れてしまいますがこちらを紹介させてください!
JCTアクア すみあられ・すみせんべいは、浄化能力が高いことで知られる炭を使って水質浄化を行う商品です。粗く砕いたすみあられは金魚やメダカ・ベタなどに、大きなすみせんべいは水棲カメなどの水槽にピッタリです。袋に入れてろ材とするのも良いですね!

すみあられ
すみせんべい

すみあられ・すみせんべいは金属などの不純物を取り除き、厳選した木炭だけを使用しています。飼育水に入れれば「にごり」「ぬめり」「におい」を防いでくれます。

使い方も簡単で水量に合わせてポンといれるだけ!約一カ月効果が持続します。

こちらはメダカ水槽を用いた実験の比較画像です。実験開始から8日目のようですが、すみあられを入れた水槽の方が水の透明度が高いことにお気づきでしょうか!ここまで変化が現れるんです。

おうちの水槽にポンと入れて、生き物が暮らしやすい環境を整えてみてはいかがでしょうか?

コトブキ工芸 すごいんですろ材 シリーズ

さまざまな水質調整剤やバクテリアなどをリリースしている「すごいんです」シリーズにろ材があることはご存じでしたか?「コケ防止」「アク・黄ばみ除去」「ニゴリ・青コ取り」の3種類がラインナップされており、それぞれ名前の通りの効果を発揮します。

箱を開けると2パック封入されています。袋の中にはバイオボールが!多孔質でバクテリアの定着もバッチリです。特殊製法で製造された高性能セラミック製ろ材がフィルターに入れるだけで毒性の高いアンモニアや亜硝酸を素早く分解し、水質を改善します。

テトラ 水換えまで減らせる バイオバッグJr

こちらはテトラの小~中型水槽用外掛け式フィルター用の交換用ろ材です。
このろ材の最大の特徴は「高性能トリプルろ過」にあります。これ1つで物理ろ過・生物ろ過・活性炭によるニゴリやニオイを吸着が可能です。手を汚さずワンタッチで取り換えられるメンテナンス性の良さも魅力の1つです。

テトラ製の外掛けフィルターを使っていれば、交換用のろ材を常備しておきたいですよね。送料無料条件まであと少し!という時に買っておいて損はないでしょう。消耗品になるので、3個・6個パックもオススメですよ。

6コパック

3コパック

3コパック×3

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございました。

世の中にあふれるほどリリースされているろ材。これだ!と思うものはありましたか?
飼育している魚のためにも、ろ材選びは妥協してはいけませんね。

投稿者
T

1997年10月8日生まれ。愛知県出身。アクアリウムは初心者で、ビギナーの心に寄り添った記事を目指しています。自宅でフトアゴヒゲトカゲを飼育(8歳)趣味のオートバイはかれこれ6年目に突入。

ティーよりコーヒーが好き。

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