【イベント取材】charm×GEX 苔テラリウムワークショップに行ってきた!

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charm小石川店では毎日、苔テラリウム作成のワークショップ体験を受け付けています。
そんなcharm小石川店で、なんとあのペット用品メーカーGEXの水槽博士こと加藤ティーさんを講師に迎えたワークショップが開催されました。2022年8月26日(金)開催されたワークショップの様子をお伝えします。

GEXの水槽アンバサダー 加藤ティー講師によるワークショップ

講師の加藤ティー講師はアクアリウム業界では著名な水槽開発者です。数々の斬新なアイデアを駆使し、水槽にとどまらないアクアリウム用品を生み出してきました。発想力は常に柔軟。「こんなのがあったらいいな」「こんなの欲しいな」を形にしてしまう突破力は衰えを見せません。
charm館林店店頭でも専用コーナーを作って販売している【GEX aquarista Glassterior AQUA-U】シリーズや【クリアLED リーフグロー】などの大ヒット商品も手掛けられている、まさにヒットメーカー。

加藤ティー講師が手掛けた【クリアLED リーフグロー】。卓上での水草・植物育成を可能にした。

例えばオールガラス水槽の場合、ガラスフタは通常蓋受けを付けて設置します。しかし蓋受けをつけるとオールガラス水槽の滑らかさが損なわれてしまう欠点が……。

そんな誰しもが抱くモヤッとした部分を「じゃあ縁にシリコン付けちゃえばズレないじゃん」と、解決してしまうのです。

元学校の先生というオーラは隠しきれず。開始5分で生徒たちの心をがっちり掴む。
加藤ティー講師のブログ「加藤水槽」も必見。
フィットガラス製法で密閉できるガラスフタ。水槽の淵にシリコン塗装がされ、蓋をそのまま乗せてもズレないし落ちない。

今回のワークショップで使用したのは、GEX【グラステリア フィット150plus】

15cm×15cmのスクエアだが高さは20cmと高さのあるレイアウトにも対応できるオシャレなフレームレス水槽。
フタ受けリフト・シリコンスペーサー付で中に何を入れるのか・どう使うのかによって4段階の開口部に出来る。

ガチ初心者が苔テラリウムを作れるのか

charm小石川店のワークショップスペースは準備万端。自慢ではないですが、水槽レイアウトに関しては全くの素人。水草レイアウトのピンセットも握ったことはない上に、細かい作業苦手・大雑把人間である私が、果たして1時間で苔テラリウムを作ることができるのでしょうか。開始前から不安でいっぱいです。

水槽レイアウト超初心者。レポーター黒デメキン。
加藤ティー講師に熱心にレイアウトのコツを聞く熱量高めの参加者たち。

お店に到着すると、すでにワークショップの準備は整っていました。温かく出迎えてくれるcharm小石川店スタッフたち。今回の参加者は私を含めて3人。私以外は水槽レイアウト経験者の方でした。
加藤ティー講師から、今回のワークショップで使用するGEX【グラステリア フィット150plus】の製作者サイドからの説明などを交えた全体の流れの説明をいただきます。メーカー視点の商品説明が聞けてしまうのもこのワークショップの美味しいポイント。

おもむろに置かれるグラステリア フィット150plus、ハサミ、ピンセット。
グルーガンも使用。熱で変形しやすいプラスチックや樹脂を溶かし接着する。
苔テラリウムの主役である苔。今回はヤマゴケを使用。水をぎゅ―――っと切って使用する。

今回のワークショップでは参加費5,000円に【グラステリア フィット150plus】、ミズゴケ、流木、テラリウム用植物が含まれていて本当にお得。レイアウトに使用するハサミやピンセット・グルーガンも用意しておいてもらえるので、本当に手ぶらで参加が可能なのもうれしいです。

塊系流木。天然の流木なので1つ1つ形状が違うのも魅力。一期一会の流木との出会いも面白い。
枝状流木も用意されている。また、ソイルや砂も用意があり、好きなだけセレブ使いができるのもうれしい。
これだけの種類の植物から好きなものをセレクト可能。レイアウトの邪魔にならない、3点ほどを選ぶ。

いよいよ製作開始。まずはレイアウトのメインとなる流木を選ぶところから。たくさんの流木の中からお気に入りを見つけて組み合わせます。組み合わせた流木はグルーガンで接着。そして複数の種類のソイルや砂から好みに合わせて水槽の底に敷くことができます。

流木の用意ができたらヤマゴケを流木に接着させます。水分を含んだヤマゴケをぎゅーっとペーパータオルに押し付けて水分を抜き、またまたグルーガンで接着。早い段階でお手入れ簡単なベアタンクにしたいという私の希望を押し通し、ソイルや砂を敷かないシンプルなデザインを目指すことにしました。
ちょいちょい加藤ティー講師のアドバイスが入り、道を逸れずに進めました。
そして選び抜いた植物たちをヤマゴケの隙間に配置。

とりあえずグルーガンで接着。何とか形になってくる。
水槽の中で徒長せず育ち過ぎない植物をチョイス。葉っぱが固いものの方が成長がゆっくりというアドバイスをいただく。
土を飛び散らせながら植物をぎゅうぎゅうと植えていく。

成長した後の姿も想像しながら配置することが大切とのこと。その日だけきれいに設置できても、植物も生き物。成長していくことも楽しみ方の一つであると加藤ティー講師。アクアリウムレイアウトの本当の楽しみ方を教えてくださいます。

そしてとうとう私のレイアウトが完成しました!!

黒デメキン作。苔テラリウム「いつかイモリを飼いたい水槽」。

え……浮いてる……!!!

流木を組み合わせた時点ではジャストフィットで入るはずだったのに、接着でやらかしたのか流木が下まで入らないで浮いてしまう事態に……。
動揺する生徒を加藤ティー講師がすかさず「これはこれでカッコイイ!」と渾身の褒めを炸裂。加藤ティー講師、褒め上手!!とにかく何をやっても褒めてくれる。松岡修造並みに無茶苦茶全力で褒めてくれる。絶対に失敗を否定しない。
この自己肯定感……何これ……脳が気持ちよくなる……エンドルフィン(脳内物質)が放出されているのがわかる……
ワークショップ楽しい……1時間が短い……。

他参加者様の作品。ジブリの森っぽいレイアウト。確固たる作風に頭が上がらない。
他参加者様の作品。化粧砂を使った立体感のある作品。レイアウトのこなれ感が凄い。
持ち帰りのために水で濡らしたペーパーで包んでもらう。
持ち帰りのためにしっかりと梱包。残りのヤマゴケもいただけてしまう。

まとめ

今回のワークショップの私の参加した回は神回といっても過言ではないメンバーの方とご一緒できました。
まずは前から予約を入れてくださっていたGEXのロイヤルユーザーでもあり、加藤ティー講師の大ファンの女性。そして通りすがりで参加した、近所にお住まいの水槽レイアウト経験者の男性。極めつけはcharm中の人である私、黒デメキン。
いずれもcharm通販のユーザーであり、アクアリウムへの愛が強め。お互いに励まし合い、褒め合って、加藤ティー講師に導かれながら楽しい時を過ごすことができました。

顔出しOKの許可も得られた神回のみなさん。
投稿者
黒デメキン

犬と馬とリクガメが好き。
友人の自宅で生まれた黒出目金を稚魚から2匹飼っている。
口癖は「自分、アクアリウムに興味がない初心者なんで」。
うっかり詳しいなんて社内で言った日には、アクアリウム知識マウントの争いに巻き込まれて不要な怪我を負わされてしまうのです。

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