5分でわかる!冬眠は…?暖冬時のメダカ管理<メダカの教室16限目>

メダカ
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こんにちは、メダカ担当のスズキです(魚ではありません、人間です)。
世の中のメダカブームに乗ってメダカを飼い始めた人も多いのではないでしょうか。
「メダカの教室」は、そんなビギナー向けのなるほどシリーズです。

今回の授業は、屋外飼育を対象とした暖冬時のメダカ管理について。
「今年の冬はそんなに寒くないし……」といっても油断は禁物です。
暖冬の場合、どんなことに気を付ければ良いのか適切な管理方法を解説します。

暖冬ではメダカが冬眠しない?

一般的に、メダカは水温が10℃以下になると冬眠状態になるといわれています。冬眠に入ったメダカはほとんど動かず、エサも食べません。メダカにとって冬眠は春まで体力を温存するための習性で、飼育下において冬眠させたメダカは寿命が延びる、丈夫に育つといったメリットがあります。

しかし、近年では暖冬化が進み、冬らしくない気温の日も増えてきました。朝晩は寒くても日中は春のように暖かい、そんな日も珍しくないようです。ただ、暖冬といっても時には冬らしく冷え込みが厳しい日が続くこともあります。メダカの冬眠条件をあてはめて考えると、1日あるいはシーズン中で冬眠と活動を繰り返してしまう事態になりかねません。これでは、冬眠を前提にした管理方法ではカバーできない部分が出てきてしまうのです。

暖冬時のメダカ管理ポイント:エサやり

メダカは冬眠している場合、じっと動かずエサもほとんど食べません。ただし、気温が暖かな日中に活動していればエサやりは必要となります。しかし、せっかくエサを与えても食べないケースがほとんどです。こうした理由もあって、グリーンウォーター(青水)での管理が理想といわれています。その違いを見てみましょう。

グリーンウォーターの場合:そこに含まれている植物プランクトンがエサになるため、エサを与える必要はありません。

グリーンウォーターでない場合:一番気温の高いタイミングで少量のエサ(人工飼料)を与え、10分くらい様子を見て食べなかったら取り出すと良いでしょう。一般的に気温は1日のうち、14時ごろにもっとも高くなります。

日中に与えるエサ選び、エサやりについて

冬季における日中のエサやりは、“消化吸収が良いエサ”、“タンパク質を抑えたエサ”残さないよう控えめに与えることが大切です。

一般的にメダカのエサは繁殖や育成を重視した、高たんぱく(50%以上)のエサが多く出回っています。高たんぱくのエサは消化するのに負担が大きいものです。暖冬で活動したり冬眠したりしているメダカはたたでさえ体力を消耗中。そこへ高たんぱくのエサを与えてしまっては、メダカには負担でしかありません。また、エサを食べ残した際の水質悪化の度合いも大きくなります。

メダカにやさしい負担の少ないエサ

低水温用向けが多い金魚用のエサ、もともと脂肪分が少ないものが多い日本産淡水魚用のエサから選んでも良いでしょう。これらに関しては、口が小さなメダカの口のサイズに合わせたものを選ぶ必要があります。100円ショップでも手に入るコーヒーミルを使って小さくするという手も……。

生餌なら水も汚れません

植物プランクトンを含むグリーンウォーターは、日光が弱かったり水温が低かったりする冬場は維持が難しいとされます。ミジンコといった微生物のように、メダカのエサが常にいる環境を維持するのが一番良いでしょう。

グリーンウォーターについてはコチラ

暖冬時のメダカ管理ポイント:水温管理

冬眠と活動を繰り返すとメダカは体力を消耗してしまいます。水温はなるべく一定に保つようにしてください。特に、朝晩の冷え込みはメダカにとってダメージが大きいものです。よしずを二重にかけるなど、放射冷却への対策をすると良いでしょう。水温は気温に比例します。水温差の大小を確認するためにも、最低・最高温度がわかる水温計があると便利です。

暖冬時のメダカ管理ポイント:水質管理

グリーンウォーターであれば、エサやり不要なだけではなく、植物プランクトンのはたらきにより水質浄化を期待できます。

暖冬は水温変化が大きく、メダカに負担がかかりがちです。水質の変化を極力抑えるためにも、水換えではなく足し水で水質を維持するようにしてください。人工飼料の場合、食べ残しは水質悪化の原因となります。与えて10分程度たって、食べ残しがあれば取り除きましょう。

暖かくなったらグリーンウォーター飼育に挑戦!

まとめ

今回は、暖冬時のメダカ管理についてお届けしました。
春までもう少しの辛抱ですね。
それでは次の授業をお楽しみに!

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ハオコゼに刺されてしまうスズキ。
三浦半島はうちの庭、熱海はうちの風呂と回遊しています。
伊豆半島ジオ検定1級を目指して勉強中。

AQUALASSIC(アクアラシック)

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