ベタのエラが開いてる!?

ベタ
ベタ病気になった育成テクニック

どうも、ほにゃらら sp.です。

今回はベタのエラの細かいところについて。

ベタを飼育していると、エラブタを正面に向かって広げることがあります。
エラブタをかなり前面に向け、エラのなかのギザギザが見えてしまうほどに広げることがあります。

これ、果たして問題ないんでしょうか。

ベタがエラブタを広げるとき

まず結論から言ってしまうと、ほとんどの場合問題ありません。

ベタがエラブタを広げるのは威嚇または求愛のサインです。
これは「フィンスプレッディング」と呼ばれ、ベタにとってはごく一般的な行動の一つです。鏡を見せると顕著にその反応が見られます。

ベタは他の魚種に比べエラブタの可動域が大きいらしく、かなり前面まで広げることができるようです。

これは正面から顔を見た時に表面積をできるだけ大きく見せているのではないか、と考えられます。


問題のある広げ方

基本的にエラブタを広げている程度では問題ありませんが、次の場合は注意が必要です。

病気が疑われるケース

  • 一日中広げっぱなしでいる
  • エラブタのなかのギザギザが、鮮やかな赤色をしていない

ベタがエラブタを広げるのは、威嚇や求愛のサインであるため、
常時広げっぱなしにすることはほぼありません。

あまりにも長時間広げっぱなしのようであれば、病気の可能性を疑ってください。

また、ギザギザのあるエラの部分が鮮やかな赤色ではなく、くすんでいたり、
白っぽくなっていたりする場合はエラ病などの病気にかかっている可能性があります。

▼こちらも参考

他にも飼育水中のアンモニア濃度が高いとエラが閉じなくなることがあります。
コップなどの狭い容器で飼育しているとこの症状は発生しやすいです。

アンモニア濃度が原因と疑われる場合には、水を全て換えて0.5%塩水浴で様子を見てください。

▼こちらも参考

品種による特性

一部の品種では、エラ周りの成長に特殊な変化が見られるケースが知られています。
この変化が起きるかどうかは個体次第で、成長してみないと分からないものとなります。

スーパーホワイト系

ジャイアント
エレファントイアー プラカット
スーパーホワイト

スーパーホワイト系(別名:オーベイクホワイト系)のベタは、エラの内部が黒くなります。

スーパーホワイト系
エラの内側が黒くなる
シルキーホワイト系
エラの内側が黒くならない

ただし、白系の品種は厳密には区別されなくなってきています。
流通の過程で混同してしまったり、正しくない名前で流通することも多いようです。

マーブル系・パステル系

ハーフムーン ブルー&レッド
モンスターマーブル トリバンド

マーブル系・パステル系のベタは、成長と共に模様が変化します。

個体によっては、元々色が無かった部分にも、一部に色が出ることがあります。マーブル系は成長による色の変化が激しい傾向があります。

例えば、全身ブルーだと思ったら突然エラブタ付近にだけ模様や色彩が現れることもあります。
これはエラブタの病気ではなく、もともと持っていたマーブルの性質により、ブルー以外の発色が現れたのです。

色柄の変化は、飼育や健康において問題はありません。
よく言えば、「変化を楽しめる」品種とも言えます。

様々な色合いの変化

エラブタ付近に様々な発色が見られる事例をいくつか紹介します。

エラブタ内部に赤

プラチナ系・ドラゴン系

ベタ・ハーフムーン
ブルー&ブラック
ドラゴンマーブル

プラチナ系・ドラゴン系のベタは、個体によって鱗の白く輝く部分が盛り上がり、悪性腫瘍になることがあります。
エラブタや頭部に出やすいことが知られています。

この変化は成長してみないと判別ができず、元通りの表現にはなりません。
また、目が白く覆われることもあります。

目の変化の例

ブラチナ系、ドラゴン系の目が白く覆われることはそう珍しいことではありません。
病気ではないので、このまま飼育して問題ありません。


改良が進んだ品種ほど……。

一般には品種改良が進んだ品種ほど、成長後に思わぬ形質が発現する場合があります。
というのも、近親交配を重ね血が濃くなっている可能性が高いためです。

これらの表現は個体や飼育環境によって発現したりしなかったりと、育ててみるまで分かりません。また、いつ発現するかも分かりません。発現しない個体も数多くいます。

もし、途中から発現してしまっても、逃がしたりせずに最後まで面倒を見るようにしましょう。
複数の形質を複雑に持ち合わせた品種を購入する場合は、このような特性も考慮しておくと良いでしょう。

「マーブル系」「パステル系」「ドラゴン系」「プラチナ系」の各種表現を持つ個体がどこかで交配されており、思わぬ形でこれらの表現が現れることもあります。


ベタのエラについて まとめ

開いていても基本的に問題なし!
  • ベタはエラブタの可動域が他の魚種に比べ大きめです。
    このため、全面に広げていても問題はありません。
  • ベタがエラブタを広げるのは、威嚇または求愛行動のサインによるものです。
  • 長時間ひろげっぱなしか、エラブタの中の色がおかしい場合は要注意です。
    この場合は病気の可能性があります。
  • 一部の品種では、成長に従ってエラブタの色彩や模様に変化が生じることもあります。
  • 改良が進んだ品種ほど、予想外の特徴が後から現れることがあります。
    品種によっては腫瘍が出ることもあるので、把握しておきましょう。
投稿者
ほにゃらら sp.

福島県産のワイルド個体。
ロカリティの詳細は残念ながら記録がない模様。
アクアリウム歴はだいたい20年くらい。
「同属内で多様なバリエーション」が好き。若干コレクター気味。
つまりコリドラスや、ミクロソリウムが最高。ということですね。

AQUALASSIC(アクアラシック)

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