オロチメダカ<改良メダカ解説>

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どうも、SKです。

今回ご紹介するのはオロチメダカ。

多くのメダカがいる中で、最も黒いとされているメダカです。
黒系メダカの多くは黒容器で飼育することで真っ黒な姿を見せるものの、本品種は白容器でも変わらず真っ黒な姿を見せてくれます。

オロチメダカとは

基本情報
飼育しやすさ★★★★★
とても容易
入手しやすさ★★★★★
よくみかける
維持しやすさ★★★★☆
簡単
最大体長3~4cm程度
適正水温5~28℃
作出年2016年
表現系の構成要素黒体色、透明鱗、背地反応なし

オロチメダカは黒体色、透明鱗、背地反応なしとシンプルな特徴をしています。
全身を黒色素胞が覆っているため、透明鱗の特徴は目にのみ現れます。

本品種が登場するまではピュアブラックメダカや小川ブラックメダカなど、背地反応する黒系メダカしかおらず、室内で飼育すると色が抜けてしまっていました。
しかし、オロチメダカは背地反応しないことから水槽内だけでなく白容器で飼育しても色が抜けません。

背馳反応とは

背地反応とはメダカが本来持つ保護色の機能により、背景色によって体色を変化させる反応のことです。

一般的にメダカは背景が白い環境では黒色素胞(メラニン)を凝集させ、体色が淡く表現されます。背景が黒い環境では、逆に拡散させ体色が濃く表現されます。

このため通常のクロメダカは白い容器で飼育すると体色が淡くなってしまいますが、背馳反応が起こらないオロチメダカは白い容器で飼育しても体色が変わらないのです。

体色がここまで黒くなるのはVaと呼ばれている形質を発現する遺伝子が影響していると言われていますが、あくまでも仮説となっています。

オロチは2016年に作出され、メダカ界隈に衝撃を与えました。
流通し始めは入手が難しい傾向にありましたが、2023年現在は流通量も安定しており、入手しやすい品種となっております。

固定率は高いものの、体色がグレーに近い個体や、腹部周辺に透明鱗の特徴がみられる個体もいます。
繁殖させる際は全身が真っ黒な個体を選んでください。

飼育のコツ

オロチメダカを上手に飼育するためには、次のポイントを意識すると良いでしょう。

観賞スタイル

上見でも横見でも素晴らしい姿を見せてくれます。

背地反応するメダカは上見がおすすめですが、オロチメダカは背地反応しないメダカのため、横見でも楽しめる品種です。

横見でも楽しめるオロチ

容器

白系の容器が良いでしょう。

先に解説した通りオロチは全身が真っ黒のメダカです。
黒い容器ではその姿が観察しにくいため、白容器での飼育がおすすめです。
背地反応しないことから白容器でも真っ黒の姿を見せてくれます。

白容器での飼育がおすすめです。
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エサ

餌に関しては特別な注意事項はありません。
一般的なメダカ用のエサで大丈夫です。

エサは特別こだわらなくてもOK
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バリエーション

オロチメダカをベースとして品種改良されたメダカをいくつか紹介します。

ブラックダイヤ

真っ黒の全身にラメが乗る品種です。

オロチメダカと星河メダカを交配させて誕生したメダカです。
ラメの強弱や体色に個体差はあるものの、固定率も高く、人気の品種です。
上見より横見がおすすめです。

ヤマタノオロチ

オロチにスワローを掛け合わせた品種です。

オロチメダカの各ヒレ(軟条)が部分的に突出した品種です。
スワローは個体差が大きく、固定率も高くないため、あまり流通していません。
上見より横見がおすすめです。

小川ブラック

元祖真っ黒メダカと言えばこの小川ブラックです。

2009年に小川氏によって作出された品種です。
オロチが登場するまで黒のメダカと言えば小川ブラックでした。

オロチと異なり真っ黒とは言えませんが、横見でも黒い姿を鑑賞することができます。

背地反応しにくいですが、黒容器での飼育が適します。

小川ブラック 横見

オロチメダカ まとめ

オロチメダカ。

黒体色の透明鱗、背地反応なしと、正に黒を極めたメダカと言えます。
本品種をベースとした品種も多く登場しており、人気も衰え知らずです。
グレーの個体や腹部周辺に透明鱗の特徴がみられる個体もいるため、繁殖の際は全身が真っ黒の個体を親として繁殖させるのがおすすめです。

背地反応しないだけでなく、黒色の容器では鑑賞しにくいため、飼育容器は白色がおすすめです。
上見でも横見でも楽しめる品種なので、ご自宅の環境に合わせて飼育をお楽しみください。

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投稿者
SK

メダカ好きの流木・石担当。アクアリウム歴は15年くらい。
「魚を飼育するなら繁殖させる」を日々意識し、様々な魚の繁殖に挑戦。
魚の繁殖には流木や石が必要な種もいるので、家の中は素材まみれ。

AQUALASSIC(アクアラシック)

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